「お調子者タイプ」(手抜きキャラ)の子への関わり方|本物の力を育てる「合格する子どもの伸ばし方」
子どもには4タイプあり、そのタイプによって関わり方を変えたほうが、ぐんと伸びる子になります。今回は「お調子者タイプ」(手抜きキャラ)の子のシーン別の関わり方を、「NG」「OK」に分けて紹介します。
子どものタイプは、次のページからチェックできます。
「お調子者タイプ」(手抜きキャラ)の子への関わり方
シーン1 勉強しないとき
➡ 誰かがやってくれるものだと相手に依存して、さらに自分自身で勉強しなくなる
個別指導の時間だけ勉強するというクセがついてしまいます。
➡ まわりの賢い子に影響されて、「自分もああなりたい」とがんばるようになる
早いうちから集団生活に、慣れさせましょう。
「お調子者タイプ」(手抜きキャラ)の子への関わり方
シーン2 勉強習慣をつけさせたいとき
➡ いつまでたっても勉強グセがつかない
なぜかこのタイプには、勉強に飽きてたびたび冷蔵庫を開けにくる子も多いですね。
➡ 「わたしもがんばろう」と、自然と勉強する習慣がつくようになる
まわりに影響を受けやすい性格を、いい形で生かしましょう。
「お調子者タイプ」(手抜きキャラ)の子への関わり方
シーン3 習い事をさせるとき
➡ 習い事をサボることでストレス発散してしまうようになる
とくにこのタイプは、親が勝手に決めた習い事には行きたがりませんし、やる気も続かなくなってしまいます。
➡ 動いていたい衝動を発散できるうえ、集中力も身につく
このタイプの子は、習い事も集団で取り組むもののほうが向いています。よい雰囲気の場に身を置くと伸びやすくなりますよ。
「お調子者タイプ」(手抜きキャラ)の子への関わり方
シーン4 塾を選ぶとき
➡ 勉強グセもつかず、伸びない、集中力もつかない
➡ やる気がなくなる
このタイプの場合、個々の生徒との関わりが薄い塾はおすすめできません。先生との距離がありすぎて、授業中にぼんやりしていても指摘されないためです。かといって、スパルタ指導塾の場合は、まったくやる気を失ってしまいます。
➡ 先生に影響されて、やる気がみなぎる
笑いがあるような、おもしろい授業の先生のもとで学ぶのもおすすめです。
「お調子者タイプ」(手抜きキャラ)の子には、やる気を高める関わり方を
「お調子者タイプ」は、親がしっかり関わっていく必要があります。手抜きキャラと感情的キャラがいますが、どちらの場合も、子どもの特徴をしっかりつかみ、うまく気持ちを乗せながら努力を積ませる習慣を身につけさせたいところです。手抜きキャラの場合は、何かしたときには素直に謝るものの、時間がたつと繰り返して、何度も注意されてしまいがちです。ただ、勝負どころでは、集中力を発揮することもできます。
「お調子者タイプ(手抜きキャラ)」の子の力がぐんと伸びる言葉がけを、以下の記事で紹介しています。
イラスト hashigo(silas consulting)
※記事の内容は執筆時点のものです
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