学習 連載 今一度立ち止まって中学受験を考える

中学受験 算数を得意にするにはどうすればいい?|今一度立ち止まって中学受験を考える

専門家・プロ
2021年2月04日 石渡真由美

4科目型の中学入試の場合は、国語、算数、理科、社会の総合点で合否が決まります。なかでも算数が得意だと有利と言われています。なぜなら、算数は得意か不得意かによって点差がつきやすい教科だからです。実際、入試でも合格者平均点と全体平均点の点差が最も大きいのは、多くの中学で算数です。では、算数を得意にするには一体どうしたらよいのでしょうか?

思考力が重要と言うけれど

今日の教育では、「思考力」や「記述力」といったものが重視される傾向が強まっています。今年から始まった大学入試共通テストも、これらの力を評価する内容になっています。それは従来型の「知識一辺倒の教育」からの脱却ともいえます。しかし、一方で私は「知識を覚えることが悪い」といった昨今の風潮にいささか危うさを感じています。なぜなら、


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宮本毅
宮本毅 専門家・プロ

1969年東京生まれ。武蔵中学・高等学校、一橋大学社会学部社会問題政策過程卒業。大学卒業後、テレビ番組制作会社を経て、首都圏の大手進学塾に転職。小学部および中学部で最上位クラスを担当し、多数のトップ中学・高校に卒業生を送り込む。2006年に独立し、東京・吉祥寺に中学受験専門の「アテナ進学ゼミ」を設立。科目間にある垣根は取り払うべきという信念のもと、たった一人で算数・国語・理科・社会の全科目を指導している。また「すべての子どもたちに自発学習を!」をテーマに、月一回の公開講座を開催し、過去3年間でのべ2000名近くを動員する。若い頃からの変わらぬ熱血指導で、生徒たちの「知的好奇心」を引き出す授業が持ち味。

■著書

『はじめての中学受験 これだけは知っておきたい12の常識』(ディスカヴァー・トゥエンティーワン)
『中学受験 同音異義語・対義語・類義語300』(中経出版)
『文章題最強解法メソッド まるいち算』(ディスカヴァー・トゥエンティーワン)
『中学受験 ゴロ合わせで覚える理科85』(KADOKAWA出版)
『中学受験 ゴロ合わせで覚える社会140』(KADOKAWA出版)
『ケアレスミスをなくせば中学受験の9割は成功する』(KADOKAWA出版)
『合格する子がやっている 忘れない暗記術』(かんき出版)

この記事の著者

フリーライター。子供の誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材執筆。6年前に子供の中学受験を経験したものの、国立大学の附属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。