連載 今一度立ち止まって中学受験を考える

子どもの学習スケジュール管理に、親はどこまで関わるべき?|今一度立ち止まって中学受験を考える

専門家・プロ
2021年4月27日 石渡真由美

学校には学校の時間割が存在し、塾には塾のカリキュラムが存在します。そのほかにピアノやサッカーなど習い事があると、スケジュールを管理するのは大変です。そこに「いつまでに何の宿題をやるのか」「テストに向けての学習計画はどうするのか」など学習スケジュールの管理が乗っかってきます。ではいったい誰がその管理をしてあげるべきなのでしょうか? 子どもに任せるべきなのでしょうか? 親がやるべきなのでしょうか? 今回は中学受験の学習スケジュールを上手に管理していく秘訣をお伝えしたいと思います。

受験勉強で一番大事なのは宿題。疎かにすると成績は上がらない

一般的に中学受験の勉強は、塾のカリキュラムがスタートする小学3年生の2月(塾では小学4年生の扱い)から入試本番までの3年間かけて準備を進めていきます。授業日は塾によって異なるものの、4年生が週2日程度、5年生が週3日、6年生になると週3〜5日と増えていきます。

塾は受験勉強を進めるうえで欠かせませんが、「塾に行けば家で勉強をしなくていい」というわけではありません。よく「高いお金を払って塾に行かせているのに、子どもの成績が伸びない」とおっしゃる親御さんがいますが、基本的に塾は受験に必要な各教科の単元を教える場であって、成績を伸ばしてくれるところではありません。


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宮本毅
宮本毅 専門家・プロ

1969年東京生まれ。武蔵中学・高等学校、一橋大学社会学部社会問題政策過程卒業。大学卒業後、テレビ番組制作会社を経て、首都圏の大手進学塾に転職。小学部および中学部で最上位クラスを担当し、多数のトップ中学・高校に卒業生を送り込む。2006年に独立し、東京・吉祥寺に中学受験専門の「アテナ進学ゼミ」を設立。科目間にある垣根は取り払うべきという信念のもと、たった一人で算数・国語・理科・社会の全科目を指導している。また「すべての子どもたちに自発学習を!」をテーマに、月一回の公開講座を開催し、過去3年間でのべ2000名近くを動員する。若い頃からの変わらぬ熱血指導で、生徒たちの「知的好奇心」を引き出す授業が持ち味。

■著書

『はじめての中学受験 これだけは知っておきたい12の常識』(ディスカヴァー・トゥエンティーワン)
『中学受験 同音異義語・対義語・類義語300』(中経出版)
『文章題最強解法メソッド まるいち算』(ディスカヴァー・トゥエンティーワン)
『中学受験 ゴロ合わせで覚える理科85』(KADOKAWA出版)
『中学受験 ゴロ合わせで覚える社会140』(KADOKAWA出版)
『ケアレスミスをなくせば中学受験の9割は成功する』(KADOKAWA出版)
『合格する子がやっている 忘れない暗記術』(かんき出版)

この記事の著者

フリーライター。子供の誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材執筆。6年前に子供の中学受験を経験したものの、国立大学の附属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。