学習 連載 中学受験のツボ[社会編]

【小6社会/地理】工場の分布図を攻略する|中学受験のツボ[社会編]

専門家・プロ
2022年9月06日 池田良輔

保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 社会編 吉崎正明先生池田良輔先生茂山起龍先生が担当します。
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国語算数理科

今回は、入試で頻出の「工場の分布図から工業の種類を当てる問題」のポイントをお伝えしたいと思います。

海沿いに分布する工場

「工場の分布図から工業の種類を当てる問題」とは、地図上に、工場の位置が示されていて、その分布から製品の種類を答える、というたぐいの問題です。

製鉄所と石油化学コンビナート

まず、出題頻度が高い製鉄所と石油化学コンビナートから説明します。

このふたつは、どちらも工業地帯・工業地域の集まる「太平洋ベルト」の臨海部に分布しています。

その理由は、日本は鉄の原料(鉄鉱石、石炭など)や、地下資源(原油など)の大部分を外国からの輸入に頼っているからです。

これらは、かさばるものばかりなので、飛行機ではなくタンカー(大型の輸送船)で外国から日本の港へと運びます。

港でトラックや貨物列車に積み換えて、内陸の工場へ運ぶ手間を避けるために、最初から工場を海沿いに作ろうというわけです。

理由があって、太平洋ベルトの臨海部にあるのはわかった。でも、製鉄所なのか、石油化学コンビナートなのか。どう見分けるの? となりそうですね。

この点については、自分なりの識別法を探すと定着しやすいと思います。

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池田良輔
この記事の著者
池田良輔 専門家・プロ

SRP教育研究所 文系主任。既存の学習塾への疑問からSRP教育研究所の立ち上げに参画、文系代表を務める。教育哲学・教育社会学・教育史学等の複合領域が専門基盤。ある思想家の「消費者マインドの助長や蔓延が教育を危機に向かわせている」という主張に共感し、「学びの活性化」を授業の最重要目的として、チャレンジを続ける。長野県の喬木村出身で、「関東地区喬木村ふるさと会」幹事でもあり、東京の自治体や私学のお子さんの、自然体験を通じた豊かな学びの機会創出を画策中。