学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小6/国語力アップ】詩の鑑賞文に関する記述問題の解き方|中学受験のツボ[国語編]

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2022年9月28日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
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算数理科社会

こんにちは、松尾です。

今回のテーマは詩の記述問題。

詩の記述問題で高得点をとるためには、客観的に問題を理解したうえで、本文中には直接書かれていない作者の意図を説明しなければなりません。ここでは、詩の鑑賞文に関する記述問題を使って、書く力を高度なものにするポイントを伝えします。

詩とは

詩は、作者の感動などを少ない言葉の中に圧縮した形で表現した文学作品です。

そのため、詩の鑑賞文に関する記述問題を書くためには、客観的に行間を読み、本部中には直接表現されていない作者の意図を読みとり、それを表現することが必要です。直接表現されていない作者の意図を読み取って、表現するには「知識」が必要です。

ここで言う「知識」とは、表現技法なども含めた、言葉に対するより深い知識のことです。吟味された言葉の意味と、その言葉の選択の意図を読み取って、言葉の持つイメージを説明する必要があります。

詩の鑑賞文を書く記述問題の攻略法

詩の鑑賞文を書く際にヒントになるのが、以下の3つです。

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。