学習 連載 中学受験のツボ[理科編]

【小6理科/時事問題】海底火山に注目! 意識したい3つの観点|中学受験のツボ[理科編]

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2022年10月11日 ヤジマ先生

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編伊丹龍義先生山崎翔平先生が担当します。
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国語算数社会

時事問題に関連するテーマとして、「火山の噴火」に注目して紹介します。

さっそく見ていきましょう。

海底火山の噴火

2021年8月、小笠原諸島の硫黄島の南にある海底火山「福徳岡ノ場」が噴火したことが大きくニュースで取り上げられました。

この噴火は、火山の爆発規模の大きさを示す火山爆発指数(VEI)で4に相当する、国内で戦後最大級の規模だったことがわかっています。

2022年1月には、トンガの「フンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山」で大規模な海底火山の噴火もありました。こちらは火山爆発指数が5に相当する大規模な噴火で、日本でも大きく取り上げられましたね。

火山噴火のニュースで押さえておきたいことは3つあります。

  1. 海底火山の位置
  2. 噴火の被害
  3. 関連する周辺知識

これら3つの観点をもとに、海底火山の噴火について読み解いていきましょう。

1、海底火山の位置

まずは位置についてです。

中学入試では、話題になっている場所を地図上の選択肢から選ばせる問題が出題されます。

次のア~エのなかから、「福徳岡ノ場」と「フンガ・トンガ」の場所をお子さんは選べますか?

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ヤジマ先生

ヤジマ先生

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現役塾講師。自身も中学受験を経験し、私立本郷中高、東京工業大学工学部建築学科を経て、現在大手進学塾で中学受験の理科・算数や最難関選抜ゼミを東京・神奈川で担当。新人研修や社内研修も担当し、人材育成や教材作成にも携わる。指導方針は「頑張る君の1番の味方」。努力を継続する事のやりがいや楽しさ、時には厳しさを子ども自身に経験させ、自立を全力でサポートする。また、理科では「絶対に理科嫌いにさせない」をモットーに授業を実践。学生時代はサッカーやバンドに熱中し、作詞作曲経験もある。