
【小5理科/地層】恐竜の足跡は、化石?|中学受験のツボ[理科編]
「化石」と聞くと、アンモナイトや恐竜など、生き物の身体が地層から見つかったものを思い浮かべる子が多いでしょう。
しかし実は、それらだけが化石ではありません。たとえば“恐竜の足跡“が地層から見つかったとしても、それはれっきとした化石なのです。
というわけで今回は、次の2点について解説します。
- そもそも化石とは何か?
- 出てきた化石から何がわかるか?
化石とは?
問題:
恐竜の足跡は、本当に化石といえる?
化石とは「昔の生き物の身体や、生活していた跡が地層中に埋もれたもの」のこと。“生活していた跡”も化石に含まれるということは、恐竜の足跡もちゃんとした化石だといえます。
たとえば「アリの巣穴」などが地層から出てきても、しっかりと化石として扱われます。ちなみに「アリの巣穴」の化石は、地層の上下を考えさせる問題でよく登場しますよ。
解答例:
生活していた跡も化石なので、恐竜の足跡も化石といえる
示準化石、示相化石
問題:
示準化石、示相化石って何?
化石のなかで、その地層がつくられた「時代」を予想するのに役立つ化石を「示準(しじゅん)化石」といいます。一方、その地層がつくられた「環境」を予想するのに役立つ化石を「示相(しそう)化石」といいます。
地質を表す時代は「古生代」「中生代」「新生代」、そして古生代より前の「先カンブリア時代」の4つに大まかに分けられます。
示準化石として有名な化石を挙げると、次のとおりです。
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