学習 連載 中学受験のツボ[理科編]

【小5理科/気象の観測】気温や湿度、風向はどう決まる?|中学受験のツボ[理科編]

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2023年1月12日 山崎翔平

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編伊丹龍義先生山崎翔平先生が担当します。
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国語算数社会

こんにちは、理科講師兼学習アドバイザーの山崎です。

今回は、中学受験理科(地学分野)の「気象の観測」について大事なポイントをまとめていきます。

気温」や「湿度」という言葉はふだん何気なく使っていますが、そもそもどのように決められているか知らない、という子も案外多くいます。この記事をきっかけに、お子さんが日常生活のなかで「気温」や「湿度」などについて深く考えるようになってくれれば幸いです。

気温

気温は、一般に「直射日光のあたらない、風通しの良い日かげの地上1.2m~1.5mの高さ」で測ります。

地面に近いほど温度が高くなる」という関係性も押さえておきましょう。

百葉箱

百葉箱は、「直射日光のあたらない、風通しの良い日かげの地上1.2m~1.5mの高さ」に設置されています。気温を測るうえで、都合の良いつくりになっているのですね。

百葉箱には、気温だけでなく、湿度も測れる「乾湿球湿度計」なども入っています。

 

百葉箱の特徴は、次のとおりです。

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山崎翔平

山崎翔平

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SRP教育研究所 学習アドバイザー。(株)amici 学習アドバイザー。元アオイゼミ講師。首都圏および九州の学習塾などで理科の指導をする傍ら、学習アドバイザーとして、学習方法や学習習慣づけの指導も行っている。 高校受験、中高一貫校、大学受験、医学部受験も担当とし、小学校範囲にとどまらない、小中高一貫指導を得意とする。 「なぜ」を大切にし、身のまわりの現象を「ひもとき」体系的に指導し、楽しくなきゃ勉強ではない、続けることが大事だというのがモットー。