学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小5国語/説明文】説明文の構成を理解しよう|中学受験のツボ[国語編]

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2023年4月05日 住岡大輔

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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算数理科社会

こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。

今回は「説明文の構成」についてお伝えします。

説明文の構成を理解することで、どこに注目して文章を読んでいけば良いかのヒントが手に入ります。文章を噛み砕いて分析することで、その内容についてさらに理解しやすくなりますよ。

説明文の構成

説明文は、おおむね以下のような流れです。

  1. 問題提起
  2. 一般論
  3. 筆者の主張
  4. 主張の理由・根拠
  5. 事実の説明
  6. 具体例
  7. 結論

問題提起

まずは問題提起。文章のテーマともいうべき「課題」を登場させます。

「〜~だろうか」などの疑問文が使われることも多いので、どこの段落が問題提起について書かれているかは理解しやすいでしょう。

一般論

次に、テーマについての一般論や、事実の説明が書かれます。読み手と書き手の「知識のすり合わせ」のような箇所のため、話の前提として知っておいてほしいことが主に記述されます。

問題で問われるとすれば、

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住岡大輔

住岡大輔

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NPS成田予備校講師。個別指導Axisで指導スキルを磨き、中学受験から大学受験までの国語・社会を担当。中学受験では偏差値30台の生徒から偏差値60台の生徒まで幅広く経験。現在は、NPS成田予備校にて国語・社会を中心に指導。国語は「必要のない言葉は文章にない」「文法を使って読んでいこう」をキーワードに、文章を忠実に読む細かな読解法を実践。生徒を第一に思った指導方針でとことん生徒に付き合っていく熱意も持ち合わせている。それぞれの生徒に合わせた指導法で成績アップ、志望校合格へ導いてきた。