学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小4国語/発展編】“読むこと”の振り返り|中学受験のツボ[国語編]

専門家・プロ
2023年4月01日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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算数理科社会

こんにちは、松尾です。

新学年が始まって3ヶ月が過ぎましたが、思い通りのスタートを切れたでしょうか。

今回は、新学年が始まって一区切りとなる4月に、小学4年生と、その保護者がやっておくと良い「読むこと(読む習慣)の振り返り」についてお伝えします。

「振り返り」とは

「振り返り」とは、自分の行動や考えを俯瞰的に考察すること。最近では「リフレクション」という言葉で表現され、企業などの教育・研修現場でも用いられています。

自分を取り巻く状況を客観的に捉えることで、

  • 今後どのように対処すれば良いのか
  • どうすれば改善できるのか

を考えられるようになります。

 

「振り返り」を定期的に取り入れると、自分を見つめ直す“きっかけ”になることも。自分の行動などを客観的に捉え直す環境を意図的につくることで、目標とする結果にも到達しやすくなるでしょう。

お子さんが行き詰まったときに、ただ単に手助けをするのではなく、まずは振り返りをおこなうことで、問題を自分自身のこととして受け止め、自分の頭で考えられるようになります

「振り返り」のやり方

振り返りは、次の3ステップで進めるのがおすすめです。

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。