【小6理科/モノの燃焼】モノが燃えるための条件と、火の消し方|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2023年7月13日
山崎翔平
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
- 理科以外の3教科はこちら -
こんにちは、理科講師兼学習アドバイザーの山崎です。
中学入試を控える6年生の親御さんに向けて、「モノの燃焼」について押さえておきたいポイントを解説します。
化学分野が苦手な子の参考にもなれば幸いです。
水をかけると火が消える理由
はじめに質問です。
燃えているモノに水をかけると、なぜ火が消えるのでしょうか?
まず、物質が燃焼を開始することを「発火」といいます。
そして、その最低温度を「発火点」といいます。
モノが燃えるのは、発火点よりも温度が高くなるからです。
ですから水をかけ、発火点よりも温度が低くなれば火は消えます。
モノが燃えるための条件
モノが燃えるための条件は、以下の3つです。
- 燃えるモノがあること
- 酸素が十分にあること(空気中の20%前後)
- モノの温度が発火点以上になること
この3つがすべてそろってはじめて、モノが燃えます。
逆にいうと、ひとつでも条件を満たさないようにすれば火を消すことができます。先ほど紹介した「発火点よりも温度を下げる」という方法もそのひとつですね。
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