【小4算数/平面図形】平面図形は言葉にして考えよう|中学受験のツボ[算数編]
専門家・プロ
2023年7月18日
有賀隆夫
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
- 算数以外の3教科はこちら -
髭之教育会代表の有賀です。
4年生の1学期があっという間に過ぎ、もう夏期講習の季節になりました。
ここまでの学習で、受験算数の基本となる計算や公式は、かなり身についてきていると思います。
算数の学力は大きくふたつの要素から成り立ちます。
「基本となる知識力」と「それを利用する思考力」です。
解法を覚えることはもちろん大切なことです。
しかし、それだけに頼ってしまうと、あらゆる問題の解法を覚えなくてはなりません。
4年生のうちから、丸暗記に頼るのではなく、思考力を鍛えていきましょう。
算数の解法は言葉で理解しよう
算数の思考力を育成する際に「内容を言語化する」という方法があります。
言語化というと難しく聞こえるかもしれません。ですが、決して難しいことではありません。
解法をそのまま当てはめるのではなく、問題を解くために「何をしているのかを言葉にする」だけです。
そこで今回は、「解法を言葉にすること」についてお伝えします。
少しの知識があれば解ける平面図形の問題を使って説明します。
全体から取った残りとしてとらえる
まず、次の問題を解いてみましょう。
問題
図の斜線部分の面積を求めなさい。
斜線部分の四角形は、公式を使って出すことはできません。
さて、どうすればよいでしょうか?
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とじる
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