【小6算数/小数・分数】循環小数⇔分数の変換に関するテクニック|中学受験のツボ[算数編]
こんにちは。
株式会社ORA-Trio杉本です。
今回のテーマは「循環小数」です。
以前の記事で、循環小数を分数に変換する方法についてお話ししました。
今回は、以前の記事とは別の、循環小数に関する工夫を紹介します。
ひとつ目は、「分数→循環小数」と変換する方法です。
これは、「\(\frac{1}{9}\) 、\(\frac{1}{99}\) 、…」といった「分母に9の続く数である分数」の性質を利用します。
以前の記事でも紹介したものですね。
ふたつ目は「循環小数→分数」と変換する方法です。
この変換は、以前の記事で紹介したものとはまったく別の方法です。
こちらについて、詳しく解説します。
算数の得意な子であれば、どちらも身につけておいてほしい工夫・解法です。
ぜひ、トライしてみてください。
Contents
分数→循環小数の変換で使える工夫
まずは、「分数→循環小数」の変換の方法から。
この方法を使って解く問題を見ていきましょう。
以下の例題を見てください。
例題1
\(\frac{2545}{11111}\) を小数に直したとき、小数第333位の数は何ですか。
この問題は、解法自体を思いつく子は多いのではないでしょうか。
「\(\frac{2545}{11111}\) をわり算によって小数に変形し、繰り返しを確認し、規則性の問題として考える」という形で解いていきます。
ただし、この解き方、実際にやってみると、ひとつ問題があります。
「2545÷11111」のわり算が非常に面倒なのです。
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