【小5算数/規則性】三角数を使った問題のポイント|中学受験のツボ[算数編]
こんにちは。
株式会社ORA-Trio杉本です。
今回のテーマは「三角数」です。
規則性の単元で出題されるテーマですね。丁寧な計算が必要となることもあり、苦手とする子が多い印象があります。
「三角数の問題」と明らかにわかる形で問われることもありますが、それだけではありません。
群数列や階差数列など、規則性の単元やそのほかの単元でも使うことの多い考え方です。
ですから「三角数」の考え方が影響する範囲は大きいのです。しっかりと身につけておきたいところですね。
今回はまず、「そもそも三角数とは何か」を説明します。
そのあと、三角数を使うふたつの例題について解説します。
Contents
三角数とは
問題に挑むまえに、まずは三角数について確認しておきましょう。
三角数とは「点を正三角形の形に並べていったときの点の総数」です。
正三角形に点を並べていきます。
このとき、点の総数は下図のように「1、3、6、10……」となります。
これが三角数です。
この三角数は、覚えておくと便利ではありますが、計算で求めることもできます。
たとえば、5番目の三角数を例に考えてみましょう。
・5番目の三角数とは「点を正三角形の形に並べていき、一辺をつくる点が5個になったときの点の総数」のことである。
・上図のように考えると、点の数は以下のようになっている。
1段目は1個
2段目は2個
5段目は5個
・点の総数は、1+2+3+4+5=15、5番目の三角数は15となる。
つまり、「□番目の三角数」は「1から□までの数の和」となるというわけです。
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