【小6社会/世界のすがた】赤道の位置と、ヨーロッパの国の位置を覚えるコツ|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
皆さんは、新型コロナウイルスやインフルエンザなどにかかっていませんか?
私は先月、数年ぶりにインフルエンザに感染し、数日寝込みました……。まだまだ流行しているようなので、油断できませんね。
感染症対策を万全にしていただき、夏休みを乗り切ってほしいと思います。
さて、今回のテーマは「世界のすがた」。
赤道と、ヨーロッパの国の位置を覚えるコツを中心に解説します。
赤道の位置
これまで学んできた「世界のすがた」では、経線や緯線について学習しましたよね。
経線は“縦の線”で、イギリスのロンドンを通る経度0度「本初子午線」を基準に、本初子午線より東の経線を「東経」、西の経線を「西経」といいます。
緯線は“横の線”で、緯度0度「赤道」を基準に、赤道より北の緯線を「北緯」、南の緯線を「南緯」といいます。
さて、この説明で「おかしいぞ?」と思った子は、さすがです。
本初子午線は「イギリスのロンドンを通る」と説明しましたが、赤道は「どこを通るか」を説明しませんでした。
そう、どこを通るかという“目印”がはっきりしない。
これが、赤道の特徴です。
では赤道は一体、どこを通っているのでしょうか。
中学入試でも、赤道に関する問題は頻出です。
問題:
赤道として正しいのは、ア~エのどれでしょうか。
うーん、正解がどれなのか迷いますね。
こうしたときは地球全体で見てみると、赤道は、南アメリカ大陸にあるアマゾン川の河口と重なっていることがわかります。
すると、正解を「ウ」と導くのは簡単です。
しかし、先ほどの問題のようにアフリカ大陸の地図のみしか示されていない場合、どうすれば良いのでしょうか。
私は、生徒に「だれかが椅子に座っているイメージだよ」と伝えています。もしくは「ロープの上に座っているイメージ」でしょうか。
するとアフリカ大陸が、“座っている人”に見えてくるではありませんか!
ヨーロッパの国の位置
続いて、ヨーロッパの国の位置の覚え方です。
イギリスは覚えやすいですが、ヨーロッパ大陸の国々は「覚えるのが大変」と感じている子も多いようです。
こういうときは、覚えるための「基準」を決めると良いでしょう。
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