学習 連載 中学受験のツボ[社会編]

【小4・小5社会/都道府県】都道府県名と位置を覚えるコツ|中学受験のツボ[社会編]

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2023年7月22日 吉崎 正明

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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国語算数理科

こんにちは、吉崎です。

4年生や5年生のお子さんは、都道府県名と位置は覚えられましたか。

都道府県名と位置は、本来は4年生の学習が始まるころまでに覚えてほしいですが、苦手意識をもつ子にとっては苦しいですよね。

それでも地理の学習を進めているあいだに、早めに覚えておきたいものです。

そこで今回は、都道府県名と位置を覚えるコツを紹介します。

コツ[1]グループ分けをして、覚えやすいところから覚える

都道府県名を覚えるには、字を書いて覚えることが大切です。でもいきなり暗記しようとすると、難しく感じてしまいますよね。

そこでまずは、覚えやすいところから、少しずつ覚えていくと良いでしょう

 

たとえば以下のように「グループ分け」できるところから確認していくのがおすすめ。地方ごとに確認しても良いですね。

  • 位置的に覚えやすい都道府県(北海道・沖縄県など)
  • 印象的な形の都道府県(青森県・静岡県・愛知県・鹿児島県など)
  • 湖が確認できる都道府県(秋田県・福島県・茨城県・滋賀県など)
  • お子さんが住んでいる都道府県

 

都道府県の形がわかるようになってきたら、日本地図ですべての都道府県を確認してみましょう。

 

 

都道府県名は漢字で書けるようにしよう

都道府県名は、漢字で書けることが基本です。5年生の子は、すぐにでも漢字で書く習慣をつけたいですね。

受験勉強を始めたばかりの4年生の子には、最初は「ひらがなでもOK」と伝えるのもアリです。

漢字のせいで都道府県をなかなか覚えられない子には「少しずつ覚えていけば大丈夫」と伝えてあげてください。

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吉崎 正明

吉崎 正明

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現役塾講師。都内中学受験塾で社会・国語を担当。12年間在籍した大手進学塾では中学受験難関選抜ゼミ担当を歴任、社内数千名が出場する「授業力コンテスト全国大会」で優勝経験あり。その後家庭教師を経験し、2019年より現在に至る。指導方針は「正しい学習姿勢で、楽しく成績を伸ばす」。また、社会では「センス不要。イメージを作って考える」授業を実践しており、中学受験ナビでも「イメージで覚える中学受験歴史」を執筆。茨城県行方市出身。

X(旧Twitter):@Masa_Yoshi