【小5社会/学習のポイント】前期の復習はまだ間に合う! 社会の苦手を克服する方法|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、井上です。
合格力を身につけるチャンスはこれから何度か訪れますが、5年生の夏に課題感をもって講習に臨み、苦手意識を克服しておくことは志望校合格の一里塚となることは確実です。
お子さんがお通いの塾でも、先生方から同じような檄が飛んでいるのではないでしょうか。
こういった檄は、まじめなお子さんにとっては大きなプレッシャーとなっているでしょうし、逆に、学習目標を立てないまま突入・通過してしまったのんびりさんにとっては、周囲の成長のなかで大きな試練の秋を迎えることになるかもしれませんね。
もし、ここまでに社会が苦手科目になっているとすれば、最低限で、かつ、最大の効果を得られる短期復習作戦をサポートしてあげてください。
今回の目的は「苦手意識を打ち破る」です。
中学入試での地理分野の位置づけ
中学受験の社会3分野「地理分野」「歴史分野」「公民分野」のうち、地理分野は、4年生から5年の前期まで、と学習期間は長い割には、せっかく覚えたことがそのまま出題される率が低く、正解するには入試問題などを使った多角的な練習を積まねばならない分野です。
にもかかわらず、最低限覚えておかねばならない土台の知識が曖昧なままでは、戦う前に心が折れてしまいますね。
また、学習時期も4年・5年前期と、学習習慣が完全に身につく前であることも、難しさや苦手という印象を持たれることが多い原因かもしれません。
多くの塾では、地理分野がカリキュラムに今後登場するのは、6年生の前期です。さらに、「6年夏期の総復習」に向けての振り返り目的に過ぎない「復習単元」としての位置づけであるためか、その授業時間数はとても少なく、苦手意識を克服するには足りないのです。
そして、模擬テストや夏期講習以降の総復習で、苦手意識を増幅させられることになるのです。
とじる
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