学習 連載 中学受験のツボ[社会編]

【小6社会/世界の環境】中学入試に出る! 4つの「環境会議」をわかりやすく解説|中学受験のツボ[社会編]

専門家・プロ
2023年8月09日 吉崎 正明

1
保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
- 社会以外の3教科はこちら -

国語算数理科

こんにちは、吉崎です。

今回のテーマは、世界の環境

いまは環境問題に対し、真剣に向き合わなければならない時代です。だからこそ、中学入試で出題された場合は確実に攻略したい内容でもあります。

そこで環境問題のなかでも、多くの子が曖昧なままにしやすい「世界の環境に関する会議」について一緒に確認しましょう。

4つの環境会議

まず、今回取り上げる4つの会議を見てみましょう。

  • 国連人間環境会議(1972年)
  • 国連環境開発会議(1992年)
  • 地球温暖化防止京都会議(1997年)
  • パリ協定(2015年)

 

上のふたつの会議が、紛らわしくて覚えられなさそうですかね?

たしかに「国連人間環境会議」と「国連環境開発会議」に関しては、名前だけ見るとまるで双子のように似ています。

 

言葉だけがんばって覚えようとすると、この単元は特につらいです(社会の先生である私でも……)。

そんなときこそ、それぞれの内容を深く確認することが大切

このあとの内容は、お子さんにもぜひ読ませてあげてください。

国連人間環境会議(1972年)

1972年、スウェーデンのストックホルムで「国連人間環境会議」が開かれました。

この会議には、あるテーマがありました。

そのテーマとは「かけがえのない地球」。環境を大切にしようよ、という考えを「かけがえのない地球」というテーマに込めたのです。

 

この会議のなかでは、地球が“宇宙船地球号”と表現されました。

地球をひとつの宇宙船に見立てて、

環境は無限ではない。地球はひとつの宇宙船だ。宇宙船で食料や空気が尽きると、乗組員の命がない。環境も同じで、大切にしなければならない

ということを言っているのです。

 

ちなみにスウェーデンは、その当時、酸性雨の被害が深刻だった国のひとつ。

環境問題に対する人々の関心が高かったことが、会議の開催場所に選ばれた理由でもあります。

国連環境開発会議(1992年)

国連環境開発会議は、別名「地球サミット」と呼ばれる会議で、1992年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催されました。

開催年は「1972年の国連人間環境会議から20年後(20周年!)」と考えると覚えやすいですね。

続きは会員の方のみご覧いただけます

1
吉崎 正明

吉崎 正明

  • 専門家・プロ
  • この記事の著者

現役塾講師。都内中学受験塾で社会・国語を担当。12年間在籍した大手進学塾では中学受験難関選抜ゼミ担当を歴任、社内数千名が出場する「授業力コンテスト全国大会」で優勝経験あり。その後家庭教師を経験し、2019年より現在に至る。指導方針は「正しい学習姿勢で、楽しく成績を伸ばす」。また、社会では「センス不要。イメージを作って考える」授業を実践しており、中学受験ナビでも「イメージで覚える中学受験歴史」を執筆。茨城県行方市出身。