【小4・小5社会/都道府県】長野県に面している県は? 中学入試に役立つ「地図問題」のコツ|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、吉崎です。
過去の記事では「面積の大きい都道府県」などを振り返りましたが、今回は中学入試でも頻出の「地図問題」について、知っておくと役に立つコツや知識を紹介します。
いくつか問題も取り上げて解説しますが、これらの問題はその場で考えなくても「これまで勉強したことがある」という経験によって解答可能です。
ただし勉強する際は、その知識を整理して表現しておくことが大切。そこで整理力と表現力、つまり「ビジュアルで整理・表現する」ことについても問題を解きつつお伝えします。
ぜひパズル感覚で、お子さんと挑戦してみてください。
東海道新幹線を通過する都道府県
東海道新幹線(東京~新大阪間)についての問題は、入試でもよく見かける問題のひとつです。
たとえば、以下のような問題ですね。
問題
以下は、東海道新幹線が「東京から新大阪」に向かう際に通過する都道府県を順に並べたものです。( ア )には3つの都道府県が入ります。正しい組み合わせを次からひとつ選び、アルファベットで答えなさい。
東京都 → 神奈川県 → 静岡県 → 愛知県 →( ア )→ 大阪府
A 岐阜県 → 三重県 → 奈良県
B 岐阜県 → 滋賀県→ 京都府
C 三重県 → 奈良県 → 京都府
文字情報だけで覚えられる子は平気ですが、なかなかそういう子ばかりではありません。
文字を書いて暗記する、または文字を読み続ける……。このように暗記で押し切ろうとする子もいますが、これでは社会の楽しさにも気づきにくいものです。
そこでおすすめなのが、ビジュアルで整理・表現すること。
東海道新幹線が通過する都道府県を、以下のように図で表してみましょう。
こうして図で見てみると、隣り合う都道府県をたどれば今回の問題が攻略可能、ということが理解できますよね。
まさに「百聞は一見にしかず」です!
正解:B
“けわしい山を避けて”通っている理由
東海道新幹線は、岐阜県の「関ケ原」を通っています。そして関ケ原は、伊吹山地と鈴鹿山脈のちょうど間に位置しています。
つまり関ケ原を通るということは、東海道新幹線は“けわしい山を避けて”通っているということ。
とじる
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