【小6社会/学習のポイント】夏休みもあと少し! 社会の総復習に取り組もう|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、井上です。
この夏、合格を目指す子に必要なのは、受験生活を振り返ったときに「あの夏があったから」と思えるような、実りのある時間を過ごすこと。塾から「合格体験記」の依頼を受けるような、“2月の勝者”を目指したいですね。
この時期、夏期講習のカリキュラムは「総復習」に向けて大きく舵を切っているかと思います。
親御さんとしては、塾のカリキュラムの進行具合を把握しつつ、お子さんが社会が苦手であれば、総復習の第一歩を踏み出せるように手伝ってあげてください。
塾のカリキュラムは、どのパターン?
社会を総復習する方法は、塾のカリキュラムによって異なります。
まず、地理・歴史・公民の各分野について、同じ分野を何回かずつ進めるカリキュラムの場合には、まずはわき目もふらず、使用しているテキストを“完璧に仕上げる”覚悟で宿題に臨むように伝えてあげてください。そのテキストに掲載されている以外のことをお子さんが気にしていても、です。
あちこち気になった挙句、予定した以上に時間をかけてしまって、やりきることができなかった……という結果は避けましょう。
これに対し、過去問など、地理・歴史・公民が一度に登場する「総合問題演習パターン」を採用している場合は、「別立てのテキスト」が必要かもしれません。
あまりに有名なので書名を出しますが、『四科のまとめ 社会』(四谷大塚)のような一冊があると学習しやすいです。解答用紙もついており、コピーすれば何度も使えるので便利です。
もちろん、手元のテキストに地理・歴史・公民のすべてが別々に入っており、一定期間で「やりきれるもの」「反復しやすいもの」であればそれを利用しましょう。
なお、ひとつの分野に費やす時間数や学習量に不安がある場合にも、総復習には「別立てのテキスト」を使ったほうが良いですね。
計画を立てるポイント
総復習を夏休み中に終わらせることが難しい場合は、「10月の模試までに」というようにゴールを設定しましょう。
次に、一日に学習可能な項目数を「日割り」で計算してください。
『四科のまとめ 社会』を例にとると、復習に適した「基本編」は、地理25項目・歴史25項目・公民15項目に分かれています。一日に5項目の勉強が可能であれば、13日で終わりますね。
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