学習 連載 中学受験のツボ[理科編]

【小6理科/生物】1日にどれくらいの酸素を取り込んでいる?|中学受験のツボ[理科編]

専門家・プロ
2023年8月21日 伊丹龍義

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
- 理科以外の3教科はこちら -

国語算数社会

私たちは、生きていくために呼吸をし続ける必要があります。

この呼吸の目的は「酸素」を取り込むことです。

では実際に、この呼吸によって、私たちは一日にどれくらいの量の酸素を取り込んでいるのでしょうか?

 

こう聞かれると難しく感じられるかもしれませんね。

しかし実は、いくつかの情報があればわかります。私たちの経験をもとに、簡単な計算によって求めることができるのです。

ぜひ、親子で予想しながら計算してほしいと思います。

1分間の呼吸の回数

問題

人は1分間に何回くらい呼吸をしている?

 

まずは予想したあとに、実際に呼吸の回数を1分間数えてみましょう

 

 

 

呼吸の回数は、運動直後には増え、安静時には減ります。

このように、身体が置かれた状況によって呼吸の回数は変わります。

ただし普段の状況で数えてみると、1分間で15回~20回くらいといえるでしょう。

解答例:15~20回くらい

 

1回の呼吸で吸い込む空気の量

問題

1回の呼吸で、人はどれくらいの量の空気を吸い込んでいる?

 

これについても、まずは予想してみましょう。
そのあとで、この先の内容を読み進めてみてください。

 

 

 

1回の呼吸を実際に測ってみると、500mlくらいの空気を吸い込んでいるようです。

身近にある「500mlのペットボトル1本分」とお子さんに伝えるとイメージしやすいかと思います。

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伊丹龍義

伊丹龍義

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SRP教育研究所 所長。自身の塾で中学・高校受験、中高一貫校サポートを担当。教育格差解消と学習の効率化のため廉価に、そして自分のペースで見られ、電子辞書代わりにも使える映像授業に積極的に参加。学びエイド鉄人講師・家庭教師のトライ「TryIT中学理科」、同トライのオンライン集団ライブ授業(小学算数・中学数学・中学理科)担当。「観てわかる中1理科」(小学館)映像担当、その他、学習塾・参考書の映像授業担当多数。個人として「たこやきまるめがね」名義でYouTubeで中学受験算数・理科の映像授業準備中。プログラミング・ゲーム・パズルを教育現場に広める活動中。クイズ番組等の問題作成・監修多数。