【小4国語/文法】主語・述語・修飾語ってなに?|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。
今回は、文法のお話。
「主語・述語・修飾語」について解説します。
私は中学受験生に限らず、中学生や高校生にも、文法の大切さ・重要性を説きながら授業をしています。なかでも主語・述語は「要約」などでも活用するため、最重要視しています。
4年生のこの段階でクリアにしておくと、今後の読解スキルも変わってくるので、ぜひ押さえておきましょう。
主語・述語・修飾語とは
主語・述語・修飾語について、それぞれ説明します。
主語
主語とは、「何が(は)」「誰が(は)」にあたる言葉のことです。
その文で、主体となっている物事のことを指します。
※主語は必須なものではありません。何が主語か明確な場合は、主語を置かないこともあります
述語
述語とは、「どうする」「どんなだ」といった言葉です。
その文での、主体の動作・状態・様子を表します。そのため、主語と述語はセットで使われます。
例)セミが 鳴く。
∟主語 ∟述語
「セミ」という主体が、「鳴く」という行動をしている、ということですね
修飾語
修飾語とは、文中の言葉に付け加えをして、説明を詳しくする言葉です。
「何を」「どのように」「いつ」「どこで」「どんな」などの役割があります。
修飾語を多用することで、長い一文を作ることができます。
それぞれの修飾語がどの言葉を詳しくしているかを、お子さんにはしっかりと見極めさせるようにしましょう。
例)木に 止まった セミが ミンミンと 大きな 声で 鳴く。
下線部がすべて修飾語です
<修飾語 → 被修飾語>
- 木に(どこに)→ 止まる
- 止まった(どんな)→ セミが
- ミンミンと(どのように)→ 鳴く
- 大きな(どんな)→ 声で
- 声で(なにで)→ 鳴く
とじる
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