【小6国語/韻文】韻文の表現技法を学ぼう|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、松尾です。
今回は、中学入試に向けて勉強をがんばっている6年生の子が、国語の点数をあと10点アップさせるうえで押さえておきたい「韻文の表現技法」をお伝えします。
詩・短歌・俳句が苦手な子は多い
詩・短歌・俳句が苦手な子は少なくありません。
苦手な理由を生徒に確認すると、
「書いてある言葉の数が少なくて、特別な意味もあるからわかりにくい」
「表現技法がたくさんあって、よくわからない」
という答えが返ってきます。
たしかに、詩・短歌・俳句で使用される言葉は通常の文章より少なく、問題を解く手掛かりとなる情報量も少ないです。
使用される言葉の意味も、通常とは異なることが多いですね。
詩・短歌・俳句の問題を解くには、行間を客観的に読み、本文中に直接表現されていない「作者の意図」を読みとることが大切です。
意図を読みとるポイントについては、以下の記事を参考にしてみてください。
表現技法の種類と役割
表現技法については、中学受験でよく出題されるものだけでも6つほどあるので、子供たちが「よくわからない」と感じてしまうのもうなずけます。
しかし、通常の文章と比較して情報量の少ない詩・短歌・俳句の問題を上手く利用できれば、国語力をもう一段階アップさせることができます。
詩・短歌・俳句でよく出題される表現技法について、その種類と基本的な役割を紹介しますので、日頃の学習に役立ててみてください。
1、比喩
比喩とは、あるものを別のわかりやすいものに例えて表現する方法です。読者に対し、具体的な想像をうながす効果があります。
比喩のなかでも、 “人でないもの”を人のように例えることを「擬人法」といいます。生き生きとした感じや、親近感を与える働きがあります。
比喩・擬人法の具体的な解き方については、以前にまとめた記事があるので参考にしてください。
2、反復法
反復法は、同じ言葉を繰り返すことでリズムを生みだす表現技法です。
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