【小6国語/文章読解】長文読解の失点を減らすコツ|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。
一般入試まで、もうまもなくですね。
「ここまできたら国語はもう伸びないのでは……」と思っている保護者の方も多いかもしれません。
たしかに、この先で抜群に伸びる! とはいかないでしょう。しかし国語に限らず、どの子も苦手教科はあるものです。高得点が取れなくても、ほかの教科でカバーできれば合格基準点には達します。
そこで「得点を伸ばす」という視点ではなく、「いかに失点をなくすか」「合格基準点をキープできるか」という視点を持ってみてください。
今回は「長文読解」において、どのようにすれば失点を抑えられるかについて説明します。
長文読解の失点を減らすコツ
当たり前ではありますが、長文読解の問題に関しても、まずは問われていることに素直に答えましょう。
問題と解答は、出題者や学校との“コミュニケーションの場”。面接などと同様に、学校側は「文章によるコミュニケーションがしっかり取れるか」を確認しています。
「説明しなさい」と問われていれば、そのことについて的確に説明しないといけませんし、「なぜですか」と問われていれば、その状態に至った理由を述べなければなりません。
必ず、聞かれたことについてのみ答えるようにしましょう。
結論から書くことを意識しよう
記述問題を解くときに強く意識しておきたいのが、「結論から書く」ということです。これは、私が担当している生徒全員に言っていることでもあります。
ありがちなのが、言いたいことがたくさんあったり、順序立てて書こうとしたりして、解答用紙にいきなり書き始めてしまうパターン。これだと、言いたいことの軸がブレやすく、最終的には何を言いたいのかわからない文章になってしまいます。
そうならないためにも、結論を先に出してしまい、その結論に至る説明や理由を少しずつ肉付けしていく、というイメージで取り組みましょう。
選択肢問題は落とさない
選択肢問題は、落としたくない問題の代表格です。
ここでのポイントは、“なんとなく”解くことをやめること。文章に沿った内容や、文章に書いてある内容を根拠にして選択肢を選ぶようにしましょう。
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