学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小6国語/直前期のポイント】2月まで残り1ヶ月! 国語の学習で優先的に取り組みたいこと|中学受験のツボ[国語編]

専門家・プロ
2024年1月01日 住岡大輔

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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算数理科社会

こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。

早いもので、もう1月ですね。

受験直前期になって、慌てている子もいるのではないでしょうか?

でも、焦っても仕方がありません。まずは落ち着くこと、そして目の前のタスクに集中するようにお子さんを促してあげましょう。

一つひとつのタスクを確実にこなしていけば、2月までの残り1ヶ月でも点数はまだまだ伸びますよ!

 

今回は、入試直前期のこの時期に、具体的に何を、どのような方法で取り組めば良いかお伝えします

直前に何をすべきか困っている家庭は、ぜひ参考にしてみてください。

それではいきましょう!

語句

この時期にまず取り組みたいのが「語句」です。

漢字練習はもちろん、ことわざ・故事成語・四字熟語・慣用句なども大切です。この時期は過去問に取り組んでいると思うので、受験予定の学校でこれまで出題されているものを優先的に学習しましょう。

 

練習教材としては、塾で配布されたものを中心に、すでに持っている教材を使ってください

新たなテキストだと、どうしても「終わらせなくては」という意識が働いてしまうので、別のものを購入する必要はありません。

 

また、“詰め込み型”の学習になるとかえって疲れてしまいますし、大量にやっているのになかなか身につかない……というジレンマにも陥ってしまいます。

そのため、まずは今まで練習してきた問題のうち、間違えたことがある問題や、苦手な単元に絞って復習していきましょう

 

語句に関しては、ガッツリ時間を取って復習するというよりも、塾の授業のスキマ時間や移動時間など、ちょっとした時間で取り組めばOK。テキストをぱらぱらと確認するだけでも大丈夫です

クイズ形式にして、親子で問題を出し合っても良いですね。

過去問を解いたあとの演習

1月のこの時期は、過去問を解き終わった、あるいはもう少しだけ解き残しがあるような状態かと思いますが、過去問に関しては“解いたあと”の演習こそ大切です。

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住岡大輔

住岡大輔

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NPS成田予備校講師。個別指導Axisで指導スキルを磨き、中学受験から大学受験までの国語・社会を担当。中学受験では偏差値30台の生徒から偏差値60台の生徒まで幅広く経験。現在は、NPS成田予備校にて国語・社会を中心に指導。国語は「必要のない言葉は文章にない」「文法を使って読んでいこう」をキーワードに、文章を忠実に読む細かな読解法を実践。生徒を第一に思った指導方針でとことん生徒に付き合っていく熱意も持ち合わせている。それぞれの生徒に合わせた指導法で成績アップ、志望校合格へ導いてきた。