【小6理科/地球】地球の内側ってどうなっているの?|中学受験のツボ[理科編]
私たちが住んでいる地球は「球」の形をしていて、私たちはその表面の地面に立っています。
では、地面の下、つまり“地球の内側”はどのようになっているか、聞いたことはありますか?
現在の技術では、地球の中心部に行くことはできません。
しかし、地上から観察できる様々な現象から、「どれくらいの深さのところに、どのようなものがあるか」を突き止めることができています。
少し難しい言葉も出てきますが、今回は地球の内部の様子について見ていきましょう。
地球の内側は液体? 固体?
問題
地球の内側は、液体か固体のどちらになっているでしょう?
液体と固体に関しては、以下のように言われることが一般的です。
液体……水のように容器によって形が変わるもの
固体……氷のように形が決まっているもの
(気体……水蒸気や空気のように形がないもの)
上記の考え方を踏まえると、私たちが立っている地面は「固体」ということになります。
そして地表から100kmくらいまでの深さに関しても、“しっかりとした固体”でできています。この部分を「リソスフェア」といい、別名では「プレート」と呼ばれます。
100kmというと、深そうな感じがしますよね?
でも地球の半径は約6000kmなので、全体の60分の1にしか過ぎません。
半径6cmのおまんじゅうだと1mmくらいなので、地球をおまんじゅうに見立てるのであれば、100kmは“皮くらいの厚さ”ということです。
解答:固体(やわらかい固体)
地面は少しずつ動いている
リソスフェアの内側は、「アセノスフェア」と呼ばれるやわらかい部分でできており、液体ではなく、どろどろとした固体であると考えられています。
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