学習 連載 中学受験のツボ[理科編]

【小4理科/生物】昆虫たちの冬の過ごし方|中学受験のツボ[理科編]

専門家・プロ
2023年12月31日 倉石圭悟

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
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国語算数社会

こんにちは、倉石です。

今回は、昆虫たちの冬の過ごし方を紹介します。

寒い冬を乗り越えるため、昆虫たちは特徴的な工夫をしています。過ごし方はさまざまため、覚えるのに苦労している子も多いでしょう。

とはいえ、いきなりすべてを覚えようとする必要はありません。

まずは、代表的なものから順に覚えていきましょう。

卵で冬を越す昆虫

卵で冬を越す昆虫は、バッタの仲間カマキリオビカレハアキアカネなどです。

このなかで代表的なものは、バッタとカマキリです。

 

バッタの仲間にはコオロギキリギリスなどがいますが、これらの昆虫は、メスの腹部にある「産卵管」という器官を使って、冬でも温度が下がりにくい土の中に卵を産みつけます。

一方、カマキリやオビカレハは、木の枝草の茎に卵を産みつけます。カマキリの卵は泡状になっており、この泡が冬の寒さから卵を守っています。

幼虫で冬を越す昆虫

幼虫の状態で冬を越す昆虫は、カブトムシセミトンボの仲間の多くミノガなどです。

このなかで優先して覚えたいのが、カブトムシとセミ、トンボの仲間です。

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倉石圭悟

倉石圭悟

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Webメディア「ホンネで中学受験」スタッフ、個別指導塾Growy講師。大手集団塾、大手個別指導塾、家庭教師などで小学生から高校生までの指導を経験。「生徒一人一人の幸せのために」をモットーに、算数・理科を中心に指導をしている。何度スベっても動じない鋼の心臓の持ち主。趣味は野球、作詞作曲、料理