【小5社会/学習のポイント】量に負けない! 小5年のおすすめ学習法|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、井上です。
5年生になって通塾日数が増え、全科目の授業時間も長くなりました。
社会では、週ごとに覚える内容が盛りだくさんになり、おそらく4年生のときの倍はあるはずです。
多くの子が「慣れるだけで精一杯……」と感じているかと思いますが、5年生の1学期に学習する内容は、6年生の1学期に学ぶ内容と同じような割合で中学入試で出題されるので、のんびりと構えてもいられません。
そこで今回は5年生に向けて、“量に負けない”ための社会の学習法を紹介します。
宿題のタイプを意識する
塾から出されている宿題は、大きく次のふたつのパターンに分かれます。
まずは、どちらの問題が宿題に出されているか意識しましょう(両方かもしれません)。
- 「一問一答型」の問題
- 「思考型」の問題
一問一答型
一問一答型は、用語と、その意味を覚えているかをチェックするための問題です。
『予習シリーズ』でいえば「要点チェック」、『新演習』でいえば「トレーニング」がこれにあたります。塾によっては独自の教材もあるかもしれません。
一問一答型で出される知識は確実に覚える必要がありますが、最初からノートに解き始めるとバツばかり並び、解き直す意欲がしぼんでしまうことも……。
そこで1回目は声に出して解き、覚えていなかったものは模範解答やテキスト本文を見て、ある程度覚えてからノートに解く ―― という手順を試してみてください。
問題数が多すぎると感じたら、同様の手順をふたつ以上に分けて試してみるのもおすすめです。
8割以上できていない場合は学習法を見直そう
毎回の授業でおこなわれる「確認テスト」「小テスト」では、一問一答型の宿題が効率的におこなわれているかをチェックされます。
8割以上できていない場合は、学習の手順や、時間のかけ方を見直しましょう。大変ではありますが、このハードルを越えることが“量に負けない”ために非常に大切です。
クイズのように問題を出してあげたり、親子で競争したりするのも効果的ですね。
思考型
思考型の問題とは、一般に以下のような問題を指します。
思考型の問題
テキスト本文の記載とはやや違った切り口で述べられたリード文や、いくつかの短文、写真・図などで構成された問題。単なる“ことばの暗記”を超えて、理解度をチェックするために出題される
とじる
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