【小5理科/天気】低気圧とは? 気圧の決まり方や、低気圧の中心の様子を理解しよう|中学受験のツボ[理科編]
テレビを見ていると、「低気圧が接近しているので雨が降りやすくなります」と天気予報士が話している姿を目にすることが多いですよね。
では、そもそも低気圧とは何なのでしょうか?
低気圧は、どのようにしてできるのでしょうか?
低気圧がくると、どうして雨が降りやすくなるのでしょうか?
今回は、これらについて一緒に学んでいきましょう。
気圧の決まり方
問題
気圧は何によって決まる?
気圧とは「空気中にあるモノを空気が押す圧力」を指す言葉です(※1)。
この圧力が小さい(低い)ときに、低気圧とされます。
そして圧力の大きさは「空気の濃さ」によって決まります。
空気が濃いときは、空気中にあるモノを押す力や圧力も大きくなります。逆に空気が薄いときには、空気中にあるモノを押す力は小さくなります。
つまり、気圧の大きさは「空気の濃さ」によって決まり、低気圧とは「空気が薄いところ(※2)」を指す言葉ということです。
解答:空気の濃さ
※1 力に対して、圧力は「単位面積」当たりで考えます。空気が押す力はモノの表面積によって変わってしまい、複雑になるため、空気の場合は表面積によって変わらない「圧力」を考えるケースが多いです
※2 厳密には、周囲と比べて空気が薄い(気圧が小さいところ)を「低気圧」といいます。なお海抜0m地点では、気圧の平均は1013hPa(ヘクトパスカル)くらいと考えられています
低気圧の中心
問題
低気圧の中心では、どのような風が吹いている?
私たちはふつう、混んでいる場所よりも、空いている場所のほうが過ごしやすく感じますよね。
これと同じく、空気も、混んでいるところから空いているところに移動する性質があります。
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