
【小5算数/日暦算】年をまたぐ日暦算のポイント|中学受験のツボ[算数編]
こんにちは。
株式会社ORA-Trio杉本です。
今回のテーマは「日暦算」。
「◯年後の同じ日の曜日」といった形で、年をまたぐ問題について解説します。
このような問題で大切になるポイントは、以下のふたつです。
- 1年経つと、曜日がいくつずれるか
- うるう年がどのように影響するか
特に「うるう年がどのように影響するか」については、問題ごとに違いがあり、ミスをしやすいところでもあります。そのため、解法の丸覚えではなく、丁寧な理解と確認が重要となります。
今回は2種類の例題を使って、「年をまたぐ日暦算」について解説します。
2種類の問題の違いはどこにあるかに注目しながら、チャレンジしてみてください。
「3月~12月の日付」の曜日を求める問題
まずは、3月~12月の日付について、曜日を求める問題について考えてみましょう。
以下の例題を見てください。
例題1
2025年7月18日は金曜日です。2028年7月18日は何曜日でしょう。
ただし、2028年はうるう年でした。
まず、1年で曜日がいくつずれるかについて考えてみましょう。
平年、つまり「うるう年ではない年」の場合、1年は365日です。
365÷7=52あまり1 より、1年は「52週と1日」です。
つまり、曜日は1つ後ろにずれるということです。
2026年7月18日は、2025年7月18日から「52週と1日」後であるため、曜日は1つ後ろにずれて土曜日となります。
同じように考えると、「2026年7月18日 → 2027年7月18日=52週と1日」なので、2027年7月18日は日曜日となります。
次に、うるう年について考えてみましょう。
うるう年は366日なので、366÷7=52あまり2 より、曜日が2つ後ろにずれることになります。
そのため、2028年7月18日は以下のようになります。
「2027年7月18日 → 2028年7月18日=52週と2日」なので、2028年7月18日は、2027年から2つ後ろにずれて火曜日。
答え:火曜日
とじる
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