【小6国語/物語文】物語のテーマを読み取ろう|中学受験のツボ[国語編]
こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。
お子さんは、物語文の読解は得意でしょうか?
苦手な場合には、こちらの「中学受験のツボ」で何度かお話している5W1Hの把握ができていない可能性が高いです。
もしかしたら「物語文のテーマ」の読み取りができておらず、話の流れをなんとなく表面的に理解しているかもしれません。
そこで今回は「物語文のテーマ」に焦点を当て、テーマを読み取るコツについてアドバイスしていきますね。
それではいきましょう!
文章のテーマとは?
文章のテーマとは「どのようなストーリー(あらすじ)か?」というものです。
そして、その文章が何について述べているかを把握するのが「テーマの把握」です。
たとえば「友情」について書かれている文章があれば、その「友情」がテーマとなります。
ちなみに友情は友情でも、喧嘩ばかりしていた子供たちが、ある出来事を通してお互いのことを理解するようになり、徐々に仲が深まっていくストーリーもあります。
対して、親友同士だったけれど片方が遠くに引っ越すことになり、離れたくないのにわざと“つんけんした態度”を取ってしまい、心の距離が離れてしまうものの最後には親友に戻っていく ―― といったストーリーもあるでしょう。
このように物語のストーリーやジャンルはさまざまなので、文章のテーマを詳しくチェックしつつ、どのような話題を述べているかを把握するようにしましょう。
テーマの把握の仕方
テーマを把握するうえで注目したいのが、次の4点です。
- 登場人物とその関係性
- 場面
- 登場人物の気持ちの変化(心情のプラス・マイナスなど)
- 最終的な結末がどうなったか
1、登場人物とその関係性
「人物の関係性」は、物語の展開に大きく関わります。
そのためまずは、出てきた人物が親友なのか、仲が悪いのか、親子・兄弟なのか、といったことを理解しましょう。
また、親友であれば仲が良いままなのか、仲が悪くなるのか、仲が悪くなっていたのが良くなっていくのかなど、そこには変化が必ずあるので、その変化の読み取りも重要です。
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