学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小4国語/学習のポイント】夏休みの勉強で意識したい3つのこと|中学受験のツボ[国語編]

専門家・プロ
2024年8月06日 住岡大輔

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
- 国語以外の3教科はこちら -

算数理科社会

こんにちは、NPS成田予備校の住岡です。

小4の子を持つご家庭のなかには、中学受験を始めて最初の夏、という家庭も多いでしょう。

夏休みに何をすべきか、何に力を入れて学習を進めていけば良いのか、悩んでいるかもしれません。

そこで今回は、小4夏の国語の勉強で意識したい3つのことをお伝えします。

それではいきましょう!

1、タスクを明確化する

保護者の方の焦りもあるかもしれませんが、夏休みに何をやったほうが良いか決めるためにも、まずは現状のタスクを明確化しましょう

現状のタスクの明確化、そしてスケジュール管理などをすることで、学習のルーティン化やリズムづくりにつながります。

タスクやノルマの管理は、ぜひ夏休み中に調整してあげてください。

まずは最低限のノルマをこなす

現在、塾・家庭教師・家庭でどのような取り組みをしていますか?

  • 漢字などの語句の練習
  • テキストを使った文章読解、問題を解く

このあたりがベーシックな取り組みかなと思いますが、これらに加えて漢字練習や問題演習をさらに増やさなくても大丈夫です。

ふだんの演習量をコンスタントにこなせているのであれば、即効性はなくとも、徐々に成果が上がってくるはずだからです。

お子さんにとって塾などの課題の負荷が重く、こなせていない場合にも新しい取り組みを追加する必要はありません。

まずは、最低限のノルマをクリアできるようにしましょう

2、スケジュールは余裕を持たせる

タスクをこなす際のスケジュールは余裕を持たせることも大切です。

たとえば、次のような計画はNGです。

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住岡大輔

住岡大輔

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NPS成田予備校講師。個別指導Axisで指導スキルを磨き、中学受験から大学受験までの国語・社会を担当。中学受験では偏差値30台の生徒から偏差値60台の生徒まで幅広く経験。現在は、NPS成田予備校にて国語・社会を中心に指導。国語は「必要のない言葉は文章にない」「文法を使って読んでいこう」をキーワードに、文章を忠実に読む細かな読解法を実践。生徒を第一に思った指導方針でとことん生徒に付き合っていく熱意も持ち合わせている。それぞれの生徒に合わせた指導法で成績アップ、志望校合格へ導いてきた。