学習 連載 中学受験のツボ[社会編]

【小6社会/地形図】苦手な子必見! 地形図を攻略するためのポイントを解説|中学受験のツボ[社会編]

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2024年8月26日 吉崎 正明

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説
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国語算数理科

こんにちは、吉崎です。

6年生の子は、いよいよ入試に向けて総復習をおこなっている時期でしょう。

今回のテーマは「地形図」。

地形図の演習が苦手な子は多いかと思いますが、地形図を攻略するために大切なのは、基礎体力部分にあたる「地形図の基本知識」を確認することです。

 

地形図の問題は細かくて難しそうですが、じつは簡単です。

縮尺計算、正しい読み取り、土地利用など、問題もパターン化しているため、基本知識をしっかり活用すれば得点源にもできます。

今回は、基礎体力部分にあたる「地形図の基本知識」について解説します。

縮尺をはじめにチェックする

縮尺をあらかじめ確認するのは、地形図の読み取りの基本です。

地形図の問題を解くときは、縮尺をはじめにチェックするようにお子さんに伝えてください

 

中学受験の地形図の縮尺は、地形図の基本である「25000分の1」の出題がほとんどです。

たまに「50000分の1」の地形図も出題されますが、ほとんどが「25000分の1」の出題ということを覚えておきましょう。

縮尺と等高線の関係を押さえる

等高線とは「等しい高さを示す線」のことで、地形図にも見られます。

地形図では何mごとに引かれるかルールが決められていますが、そのルールは「25000分の1」「50000分の1」の地形図でそれぞれ異なるため注意が必要です。

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吉崎 正明

吉崎 正明

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現役塾講師。都内中学受験塾で社会・国語を担当。12年間在籍した大手進学塾では中学受験難関選抜ゼミ担当を歴任、社内数千名が出場する「授業力コンテスト全国大会」で優勝経験あり。その後家庭教師を経験し、2019年より現在に至る。指導方針は「正しい学習姿勢で、楽しく成績を伸ばす」。また、社会では「センス不要。イメージを作って考える」授業を実践しており、中学受験ナビでも「イメージで覚える中学受験歴史」を執筆。茨城県行方市出身。

X(旧Twitter):@Masa_Yoshi