
【小5社会/学習法】歴史に興味を持つきっかけづくりに最適! 親子で「史跡めぐり」をしてみよう|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは、井上です。
中学受験社会のカリキュラムでは、4年生と、5年生の前期で地理分野の学習を終え、早ければ5年生の夏期講習後半から歴史分野の学習がはじまる塾もあります。
子供自身が歴史に興味を持つきっかけがあると、勉強のモチベーションは上がります。
歴史な好きな子は、家族の影響や、歴史漫画・歴史ゲームに夢中な子が多いようですが、今回は歴史に興味をもつきっかけとしてもおすすめな「史跡めぐり」について紹介します。
史跡めぐり
観光地などにある歴史的な建物や構造物を順に見て回ること
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- 史跡めぐりの効果
- 史跡めぐりのポイント
- ポイントを設定する
- ルールをつくる
史跡めぐりの効果
史跡めぐりをすると、次のような効果が期待できます。
・実際に訪れた場所や、その場所が持つ歴史的な意味は、テキストで学んだことよりも強く印象に残る
・歴史的な意味を意識するようになると、当たり前に感じていた土地も“特別な場所”として目に映るようになる
・塾のテキストに登場する場所や事件にも、興味・関心を持てるようになる
・普段の会話のなかにも、歴史的な事実などが話題として登場するようになる
ちなみに、私が授業をしている塾では「チームで史跡めぐりをしてポイントを競い合う」というお出かけ企画があり、先日も実施して大好評でした。
企画の目的は「歴史に興味を持つきっかけづくり」ですが、企画のゲーム性に魅かれて参加した子も多かったようです。
実施後のアンケートでは「楽しかった」という感想が多く、「歴史への興味付けになった」という保護者の声も多く見られました。
史跡めぐりのポイント
親子で史跡めぐりをする前に知っておきたいことを紹介します。
史跡を選ぶときのコツ
- 居住地の近くばかりを選ぶ必要はないが、飛びぬけて遠いところは避ける
- 電車やバスなどの交通機関の駅やバス停から遠いところは避ける
- 可能な限り、史跡の時代がバラバラになるようにバランスよく、多めに選ぶ
史跡を選ぶときは、複数のWebサイトを参考にするのも便利です。
お子さんと一緒に「都内史跡」「県内史跡」などのワードで検索すると参考になる複数のサイトがヒットするはずです。そのなかから10か所ほど選んでリストアップし、プリントアウトしてみましょう。
ポイントを設定する
史跡めぐりをより楽しむために、ゲーム性を持たせるのもおすすめです。
具体的には、いくつかのポイントを付与し、ポイントに応じて「ごほうび」を用意してあげましょう。
ポイント付与方法(例)
- 目的地に到着して写真を撮ったら1ポイント
- 同じ時代の史跡が3か所そろったら1ポイント
- 違う時代の史跡が3か所そろったら1ポイント
- あらかじめ用意しておいた「史跡にまつわるクイズ」に正解すると1ポイント
とじる
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