学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小5国語/入門編】“解くこと”を習慣化させるポイント|中学受験のツボ[国語編]

専門家・プロ
2023年2月09日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
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算数理科社会

こんにちは、松尾です。

中学受験で国語を得点源とするには、「読む力」「解く力」「書く力」の3つの力が必要です。そして「解く力」については、問題を解くことを習慣化することで身につけられます。

そこで今回は、新学年の授業に向けた「国語の入門編」として、“解くこと”を習慣化するポイントお伝えします。後半では、習慣化を目指す3つのステップも紹介していますので、あわせて確認してみてください。

習慣化のポイント

これから紹介する内容を、一日1回、あるいは週に3回といったかたちで日々の勉強に取り組んでみることで、問題を解くことが毎日の生活に組み込まれていきます

少し難しいので、一回だけではマスターできないかもしれませんが、粘り強く続けることで“解くこと”への抵抗感も薄れていくでしょう。

「理由を説明できること」を目標に取り組む

私は、授業で答え合わせをするときに「なぜその答えにしたのか?」を子供たちに確認します。最初から答えられる子はほぼいませんが、国語の問題を解くうえで、その答えにした“理由”を説明できることは欠かせません。これは、国語力をアップするためにも大切です。

そこでまずは

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。