【小5理科/生物】マングローブってすごい!<前編> ―― ひとつのことを調べてみよう(環境編)|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2024年8月16日
伊丹龍義
0
保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。
- 理科以外の3教科はこちら -
こんにちは、伊丹(いたみ)です。
みなさんは「マングローブ」という言葉を聞いたことはありますか?
マングローブとは、ある特殊なタイプの「森」そのものや、その「森」をつくっている植物を指す言葉です(※)。日本では沖縄や鹿児島で見られます。
今回はマングローブについて、前編と後編に分けて紹介します。
※ 厳密にはマングローブは“植物単体”のことで、森全体を表すときには「マングローブ林」と使い分けされます。ただし日常的には森林を指すことも多いため、ここではこのように表記しています
マングローブの特徴
問題
マングローブってなに?
マングローブとは、「熱帯」や「亜熱帯」という暖かい地域の陸と海の境目の湿地帯で見られる「森」や、そこで見られる植物のことです。
陸と海の境目にあること、そして淡水ではなく、海水が混ざっている水(汽水)の地域にあることが特徴です。
また、オヒルギなどの「ヒルギ科」で構成されていることが多いことも特徴ですね。
日本では、自然のものとしては沖縄と鹿児島県の一部でマングローブが見られます。
人工的につくられたマングローブは静岡県の南伊豆町にもあり、これが世界最北のものとされています。
解答例
暖かい地域の汽水の湿地帯で見られる植物や、その植物の森のこと
オヒルギの特徴
問題
マングローブを形成することが多い「オヒルギ」の特徴は?
0
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます