何校受ける? 偏差値幅は? 後悔しない併願校の決め方|今一度立ち止まって中学受験を考える
10月も終わりに近づき、6年生の受験生はそろそろ併願校を決める時期になりました。第一志望校は決まっているけれど、併願校はいくつくらい用意しておけばいいのか。偏差値幅はどのくらい持っておくと安心なのか。午後入試も受けさせるべきなのか……。など、いろいろと迷うことがあるでしょう。今回は併願校を選ぶうえでの注意点をお伝えします。
2月1日の入試で必ず合格を1校取る!
中学受験をするのであれば、できるだけ偏差値の高い学校へ入れたいと、多くの親御さんは考えます。しかし、私は偏差値の高さだけで学校を選ぶことには反対です。学校を選ぶ際に忘れてはいけないのが、「お子さんにとってのベスト」かどうかです。偏差値表を見比べる前に、まずは自宅から30分〜1時間範囲で行ける場所にどんな学校があるのか再確認されることをおすすめします。(お子さんが4、5年生であれば、今のうちに確認しておきましょう)
家から近いと通学の負担が減り、そのぶん自由な時間を得られるメリットがあります。通学時間が30分短いだけで、6年間で1800時間も節約できるのです。6年間通うことを考えると、あながち無視できないポイントだと私は考えています。「第一志望校はすでに決まっている」という場合も、併願校を選ぶ際は、知名度や偏差値帯だけで選ぶのではなく、家の近くにある学校はどこか押さえておくべきでしょう。
首都圏の中学入試は2月1日〜3日の3日間に集中します。この期間をうまく乗り越えていくためには、初日となる(肩慣らしとして受ける1月入試は別と考えます)2月1日の入試で必ず1校合格を勝ち取ることです。
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます