家庭学習で集中モードをどうつくる? 学習スケジュールの立て方や、休み方を考える|今一度立ち止まって中学受験を考える
受験生なんだし、勉強にもっと集中して臨んでくれたら……。お子さんの家庭学習に頭を悩ませている親御さんは多いことでしょう。もしかするとその悩みの原因は、学習スケジュールの立て方や、休み方にあるかもしれません。
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- 勉強以外の時間も1週間のスケジュールに入れる
- 詰め込み過ぎは、かえって非効率になりかねない
- 計画は親子で立てる
- たとえば「夕飯前の時間に宿題を終わらせる」というルール
- 集中するための、オフ日
勉強以外の時間も1週間のスケジュールに入れる
子どもが長い時間机に向かって勉強している様子をみると、「勉強、頑張っているな」と思う親御さんは少なくないでしょう。ただ、闇雲に時間をかけて勉強すれば、それで成績が上がるという話でもありません。ダラダラと問題を解いていたり、気持ちが上の空で集中できていなかったりするのは、よくある話です。大人でさえ長時間机の前に座って集中できるわけではないのですから、小学生の子どもとなれば、尚更でしょう。
もちろん受験勉強に、勉強時間と量はある程度は必要ですが、それだけでなく「質」が極めて大事です。そして勉強の質を高め、集中するには、学習スケジュールを立てておくことが肝心です。
私がおすすめしているのは、1週間分のスケジュールを立てることです。その際は塾の予定だけでなく、学校や習い事なども含めて曜日ごとに予定を書き出すことをすすめています。また、予定を立てる際は、子どもの遊ぶ時間、たとえば観たいテレビの時間や、休憩する時間なども、できるだけ書き出すようにお伝えしています。そうすることで、「1日(1週間)のうちに、どのくらいの空き時間があるか」が見えてくるからです。そうやって浮き彫りにした空き時間に合わせたり、あるいはその他の予定を調整したりして、やるべき勉強を考えていきます。
ただし、とにかく空き時間を勉強時間にあてればよいのかというと、そうではありません。
詰め込み過ぎは、かえって非効率になりかねない
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