学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小4国語/文章読解】文章読解は意識化と視覚化がポイント|中学受験のツボ[国語編]

専門家・プロ
2022年7月06日 住岡大輔

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
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算数理科社会

今回のテーマは「文章の読み方のポイント」です。

子供が文章題を解いていて、できたりできなかったりの浮き沈みがあったり、問題では〇になっているけれど、あまり理解できていない様子だったり……といったことはありませんか? 今回は、そんなお悩みにお答えしていこうと思います。

文章題を解く前に、まずはしっかりとした読み方をマスターしていきましょう。それこそが国語ができるようになる第一歩です。

日本語だからこそむずかしい 

まずはじめに、確認しておきたいことがあります。

「国語なんて日本語だから読めるだろう」なんて思ってないですか?

大事にしてほしいのは、「日本語だからこそ読むのがむずかしい」ということなのです。

それってどういうことだろう、と思っているかもしれませんね。

ずばり言うと、ふだん使っている言葉は無意識に使っているんです。だからこそ、無意識の部分を聞いてくる文章題は、自分との闘いになるのでむずかしいのです。

「無意識の意識化」とは 

私が生徒によく言う言葉があります。それは「無意識の意識化」です。

つまり、日常でなにげなく使っている言葉の意味を説明できるようにしたり、頭に浮かんだ内容を言葉にしたりすると、文章の理解度や自分の考えのアウトプットがスムーズになります。

では、そんな意識化を目指す読み方とはどういうものなのか。それは「文章を読んだときのイメージを図に表せる」というものです。

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住岡大輔
この記事の著者
住岡大輔 専門家・プロ

NPS成田予備校講師。個別指導Axisで指導スキルを磨き、中学受験から大学受験までの国語・社会を担当。中学受験では偏差値30台の生徒から偏差値60台の生徒まで幅広く経験。現在は、NPS成田予備校にて国語・社会を中心に指導。国語は「必要のない言葉は文章にない」「文法を使って読んでいこう」をキーワードに、文章を忠実に読む細かな読解法を実践。生徒を第一に思った指導方針でとことん生徒に付き合っていく熱意も持ち合わせている。それぞれの生徒に合わせた指導法で成績アップ、志望校合格へ導いてきた。