学習 連載 中学受験のツボ[国語編]

【小5国語/国語力アップ】正しく読むために必要な知識のアウトプット|中学受験のツボ[国語編]

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2022年7月10日 松尾吉久

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
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算数理科社会

中学受験の国語で高得点をとるために必要な力は「読む力」「解く力」「書く力」の3つです。

以前掲載した記事では、小学4年生は「語彙」「知識」のインプットが重要というお話をしましたが、小学5年生は、「読む力」をアップさせるために「語彙」「知識」をアウトプットすることが重要です。

文章を正しく読むための語彙力

語彙力を決める要素のひとつは「使用語彙の数」です。

小学5年生はこの「使用語彙の数」を増やす段階です。語彙力は日々の学習、親子での会話などで高まりますので、その点を意識した取り組みが重要です。

言葉への感受性を高める

日々の学習や会話のなかで言葉への意識を高めることができたら、次は言葉への感受性を高める段階です。

言葉への感受性を高めるためには、自分の知らない言葉を積極的に吸収しながら、同時に自分の使用する言葉にも意識を向ける必要があります。

そのために家庭で、お子さんの話す言葉に対して「置き換えて返す」ことをおすすめします。以下にやりとりの例を紹介します。

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松尾吉久

松尾吉久

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進学塾MIC代表。駿台池袋校、駿台シンガポール、LEC、MICなどの進学塾で20年間最難関クラスを担当指導。高校受験・中学受験で、開成、灘、首都圏早慶附属校に80名以上の合格者を出した実績を持つ。