【小5国語/知識事項】漢字と語句の習得のコツ|中学受験のツボ[国語編]
「中学受験を目指すご家庭」と一口に言っても、中学受験対策を低学年からしてきたご家庭、5年生からはじめたご家庭と、さまざまですが、対策を始めた時期を問わず悩みの種になりがちなのが、「漢字が覚えられない! 言葉がわからない!」という問題です。
今回は漢字や言葉について、どのように向き合っていけばよいかをお伝えしていきます。
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効果的に言葉や漢字を覚えるには
漢字練習は、学校の宿題でもよく出されます。ノートに書き順・漢字・熟語をひたすら書いていくのが一般的ですよね。
しかし、この練習は多くの場合、ただ作業として書いているだけになります。書いているわりに、頭にインプットできていません。だから、「あれだけ練習してるのにできない……」と子供も親も思ってしまいます。
では、効果的に言葉や漢字を覚えるためには、どのように練習をしたらよいのでしょうか?
答えは「あえて遠回りをして、覚えたい漢字以外にも目を向ける」ことです。より詳しくいうと、漢字や言葉の成り立ちや意味を理解して、そのうえで実際にその漢字を使ったり、その他の言葉も使ったりするのです。
「面倒だなぁ……」「時間がかかりそうだなぁ……」そんな声が聞こえてきそうです。
たしかに、一つひとつは面倒で、時間もかかります。しかし、この学習法は子供たちが頭を働かせているので、記憶に残りやすいのです。
それでは、実際に私が指導するときに意識しているポイントを紹介します。ご家庭でも簡単にできることなので、試してみてください。
子供が言葉を正しく使えるようになるための3ステップ
私は、子供が言葉を正しく使えるようになることを重視しています。
そのためには、3つのステップがあります。ここでは「簡潔」という言葉を例にお伝えしましょう。
ステップ1:その言葉を含めた一文を書いたり、読んだりする
言葉を習得するには、実際に文章の中で使う場面を意識して、書いたり読んだりすることが大事です。
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