学習 連載 中学受験のツボ[算数編]

【小6算数/全般】ミスによる「もったいない失点」を減らすのためのポイント|中学受験のツボ[算数編]

専門家・プロ
2022年7月11日 杉本啓太

保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 算数編 杉本啓太先生有賀隆夫先生が担当します。
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国語理科社会

6年生は夏休み前の模試を迎える頃でしょうか。長いようであっという間に終わってしまう夏休み、対応すべき課題や単元を整理して臨みたいですね。

今回は6年生の親御さん向けに、計算間違い・問題の読み間違いなど「もったいない失点」(以降「取りこぼし」と表現)の対策というテーマでお話しします。勉強はしているけれどテストでミスが多く点数が伸びないというお子さんやご家庭にとって、改善の取り組みのヒントになれば幸いです。

取りこぼしはトレーニングで改善していける

お子さんのテストの結果をご覧になって、計算間違い・問題の読み間違いなど「力を発揮しきれていない」「家で解き直しをしたら、まだ解ける問題がたくさんあった」という体験もあるのではないでしょうか。

なかには「ほかの子はみんなできることが、うちの子はできない」と悩まれる方もいますが、実際、100%の力を出し切り「これ以上の点は取れない」状態で帰って来る子は多くはありません。むしろ大多数のご家庭が、多かれ少なかれ取りこぼしで悩んでいるようです。

では、取りこぼしは、絶対に改善できないものでしょうか? そんなことはありません。教え子たちを見ていても、小学6年生前半までは取りこぼしが多かったけれど秋以降は激減した、というケースは決して珍しくありません。

取りこぼしは、子供の成長と共に自然と改善していくこともありますが、意識的なトレーニングによって、改善をよりスピードアップすることもできます。

「身につけた力を、テストであますところなく発揮できるようになる」というのは、各科目の学力向上と同様、意識して取り組むべき中学受験の一大テーマであると私は考えています。

取りこぼしの分類と具体的な例

テストで起こる取りこぼしには、いくつか要因がありますが、私は以下のように分類・整理して考えています。

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杉本啓太
この記事の著者
杉本啓太 専門家・プロ

学び処あぶどぅる代表。灘中学・灘高校から東京大学理科二類進学、同大学農学部卒業。大学時代は社会教育団体にて子どもの教育支援に携わりつつ、家庭教師・塾講師としても活動。卒業後は外資・日系コンサルティングファームに勤務しながら、土日は家庭教師としての活動を継続。その後プロ家庭教師として独立。学科指導だけでなく、学習の計画策定・環境作り・生徒の気質や性格面・親御様の関わり方など、ファームでの経験をベースとした抽象的な課題の対策立案・解決を得意とする。「悩みも解決策も子ごとに異なる」という考えのもと具体的で柔軟な指導をおこなっている。