【小6国語/国語力アップ】文章の要旨のとらえ方|中学受験のツボ[国語編]
今回は、説明的文章を読解するときに重要な「要旨のとらえ方」についてお伝えしたいと思います。
そもそも要旨とはなんでしょうか。
要旨とは、文章全体として述べられていることをまとめた、筆者の意見や考えの中心のことを指します。
それでは、お子さんが要旨をしっかりとらえられるようになるためには、何が必要なのでしょうか。
結論からお話しすると、
1. 話題をとらえる
2. 対比構造をとらえる
3. 結論をとらえる
大切なのはこの3点、そして、これらをとらえる練習を反復させることです。
1.話題をとらえる
要旨をとらえるための第一歩は、話題(その文章が何について書かれているのか)をとらえることです。
話題は第一段落に書かれている場合がほとんどです。また、最後のまとめの部分でも述べられることが多いので、最初と最後の段落を読んで共通する内容を確認すると、わかりやすくなります。
最初と最後の段落で何度もくり返し出てくる言葉は、話題の中心となる場合が多いので、何度も出てくる言葉や、言い換えで説明される同じ意味の言葉に注目すると良いです。
そのときによく使用される表現として「~について」「~とは」という説明の表現があります。さらに「~だろうか」などの問題提起の形をとる場合もあります。
このような表現を最初の段落で見つけた場合は、それが話題を表している場合が多いです。
案外見落としがちなのが題名です。説明的な文章では、題名は文章の内容がわかるようにつけるものです。
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