【小5国語/問題解法】問題を解くために、どんな準備が必要?|中学受験のツボ[国語編]
専門家・プロ
2022年7月22日
住岡大輔
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 国語編 は松尾吉久先生、住岡大輔先生、茂山起龍先生が担当します。
- 国語以外の3教科はこちら -
夏休みは目の前、塾の夏期講習もそろそろ始まりますね。
お子さんは、ご家庭や塾で読解問題の演習を頑張っているかと思います。問題に慣れるために演習を重ねることは大変ですが、この夏は力がつく時期でもありますから、ぜひもうひと頑張りして欲しいところです。
でも、その演習で「×」が多かったり、空欄が目立っている……なんてことはありませんか?
今回のテーマは「問題を解くために、どんな準備をすればいいのか」です。
Contents
問題文を把握できているか
国語の勉強は、ただがむしゃらに取り組んで、時間を消化しているだけでは効果は出てきません。そこで、効果的な演習を行うには、どうすればいいかをお伝えします。
まず問題を解くためには、子供がしっかりと問題文を把握できているかをチェックしましょう。
チェック項目は以下の4つです。
1.問題が何を尋ねているかを把握
国語の問題文が問うのは、理由、表現内容、説明、主張、心情などですね。
尋ねられていることがわかっていないと、文章のなかから何を探しに行けばいいのかもわからないままです。
問題文の「なぜ」や「筆者の意見」と書かれた部分に印をつけたり、「理由」とメモをしたりすると、頭で処理することが減るのでオススメです。
2. 問題文の条件を把握
条件とは、字数指定、傍線部より前から探す、具体的に書くなどが当てはまります。
字数指定の場合は、「ぴったり20文字」と言われたり、「20文字以内」と言われたりしますよね。
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