【小6社会/地方自治】実はライバル関係?地方議会と首長|中学受験のツボ[社会編]
こんにちは。吉崎です。
夏休みは受験生にとって天王山とよばれる大切な時期ですね。
お子さんの勉強の調子はいかがでしょうか。体調に気をつけながら、頑張ってこの山を乗り越えて欲しいと願います。
今回のコラムのテーマは「地方自治」。普段の生活にも直結する、しっかり学んでおきたい分野ですので、身近なものにたとえて解説していきます。
地方自治とは
地方自治とは、「住民が自分たちの住む地域をみずからの手で治めること」をいいます。
地方自治では、住民にとって身近な課題に取り組みます。そのため国全体の課題に取り組む「国の政治」に比べ、わかりやすいのです。身近な話題を扱い、地域の課題をわかりやすく学べるため、地方自治は「民主主義の学校」とよばれています。
地方自治をおこなう団体を、「地方自治体」といいます。北海道・沖縄県のような都道府県、横浜市・嬬恋村などのような市町村という単位でまとめられます。
地方議会と首長
地方自治体には、住民によって選ばれた地方議会と首長が存在します。
以下に、地方議会と首長についてまとめます。
■地方議会
市町村議会、都道府県議会
条例の制定、予算の議決をおこなう
■首長
都道府県知事、市町村長
予算案の作成、予算の執行をおこなう
地方議会は国会、首長は内閣の閣僚に近いイメージを持つと、それぞれの役割を覚えやすいです。
「区」は、東京23区と政令指定都市で性質がちがう
東京23区と政令指定都市の区は、同じようで性質が違います。
東京23区は「特別区」とよばれ、それぞれの区が独立しているため、市町村とほぼ同じ機能を持ちます。そのため、区ごとに地方議会や首長が存在します。
とじる
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