
【小6算数/速さ】複雑な状況を図にする|中学受験のツボ[算数編]
髭之教育会代表の有賀隆夫です。
今回は少し複雑な旅人算についてお話しします。
1.問題文を理解するのが一番難しい
単純な問題なら、一つ二つ式を立てれば答えを出すことができます。
しかし実際の入試問題は、より複雑になっています。
「これ国語の問題かしら?」と思ってしまうような、長い問題が出ることもあります。
複雑な内容を理解するときに図にするのは、算数の基本です。
ところが、速さの図って複雑になると、わけがわからなくなりがちなんです。
「どの部分が何を表してるのか」、わけがわからなくなっている子供がたくさんいます。
なぜなのでしょうか。
2.内容の理解ありきの図はあまり意味がない
それは、図を書くときに時間だけを書き込んでいて、「時刻」について意識しないからです。
■問題
妹が家から駅に向かって出発した3分後に母親が駅に向かって家を出ました。その5分後に姉も家から駅へ歩きだしました。姉は6分後に妹を追い越し、そのあと10分後に母親に追いつきました。妹と姉と母の速さの比を求めなさい。
子供にこの問題の図を書かせてみましょう。
わざと少し意地悪な文章にしてあります。よく出る問題なので見たことがあるかもしれません。
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