学習 連載 中学受験のツボ[理科編]

【小6理科/地学総合】地層分野、この地層からなにがわかる?|中学受験のツボ[理科編]

専門家・プロ
2022年9月01日 伊丹龍義

保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編伊丹龍義先生山崎翔平先生ヤジマ先生が担当します。
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国語算数社会

この時期の6年生向けの塾の授業では理科の4分野、物理・化学・生物・地学について、それぞれ重要なイメージがついているかどうかを確認していきます。

地学の分野は「地層&火山」「天気」「天体」の大きく3つから出題されますが、今回はその中の「地層」についてみていきましょう。

地層の内容チェックポイント

問題

問題:この地層の図からなにがわかる?

地層を上の図のように表したものを、「柱状図」といいますが、この図の読み取りで特に聞かれることが多いのが次の3つです。

1)「れき岩」「砂岩」「泥岩」のできる場所の違い
2)「不整合」の理由
3)「かぎ層」を使った地層のつながりの読解

では、順番に見ていきましょう。

1)「れき岩」「砂岩」「泥岩」のできる場所の違い

まず、「れき岩」「砂岩」「泥岩」。

この3つは、いずれも流れる水の働きで運ばれてきたものが、水中で積もることでできます。

流れが強いところでは、粒が大きい「れき」から、粒が小さい「泥」まで運ばれていきますが、河口付近や海などの流れが弱いところでは、粒が大きいものから順に沈んでいきます。

その結果、陸地に近いところで、粒が大きい「れき」が沈み、「れき岩」がつくられます。そして陸から遠ざかるにつれて、「砂岩」「泥岩」がつくられていきます。

以上をふまえると、上の問題の柱状図の場合、「れき岩」の上に「砂岩」が積もっていることから、はじめは河口付近など(れき岩)だったものが、陸地から少し離れたところ(砂岩)になったとわかります。

つまり、「陸地が下がった」「海面が上がった」などの変化が起こったということが読み取れます。

2)「不整合」の理由

基本的に、地層は水中で作られるため、平らにつくられていきます。

しかし、地震や海底火山の活動などで、土地が盛り上がる(隆起する)ことで水面から出ると、地層の面に変化が起きます。

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伊丹龍義
この記事の著者
伊丹龍義 専門家・プロ

SRP教育研究所 所長。自身の塾で中学・高校受験、中高一貫校サポートを担当。教育格差解消と学習の効率化のため廉価に、そして自分のペースで見られ、電子辞書代わりにも使える映像授業に積極的に参加。学びエイド鉄人講師・家庭教師のトライ「TryIT中学理科」、同トライのオンライン集団ライブ授業(小学算数・中学数学・中学理科)担当。「観てわかる中1理科」(小学館)映像担当、その他、学習塾・参考書の映像授業担当多数。個人として「たこやきまるめがね」名義でYouTubeで中学受験算数・理科の映像授業準備中。プログラミング・ゲーム・パズルを教育現場に広める活動中。クイズ番組等の問題作成・監修多数。