【小4理科/金属】金属共通の3つの性質|中学受験のツボ[理科編]
私たちの身のまわりの物質に、金属があります。
では、金属にはどのような性質があるのでしょう。
今回は、金属に共通する性質や、金属ならではの特徴についてまとめていきます。
ぜひ、お子さんと金属の話をするきっかけにしてもらえればと思います。
金属は固体とは限らない
身のまわりの金属といえば、鉄や銅、アルミニウムなどを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。これらのイメージが強いので、金属というのは、固体であると思われがちです。
しかし、私たちの生活している気温で、液体の金属もあります。
水銀と呼ばれる金属は、その代表例です。今ではデジタルが主流になった温度計には、かつて水銀が使われていました。
また、常温では個体の金属も、温度を上げると液体になります。
融点(固体から液体に変化する温度)は、金は1064℃、銀は962℃、銅は1085℃です。この温度を超えると金属も液体になります。金属は固体とは限らないのです。
金属は磁石につくとは限らない
鉄は磁石につきます。この性質のイメージから、金属全般で磁石につくものだと勘違いしている人は多いです。
身近な金属でも、アルミニウムは磁石につきません。
磁力を持つ金属は、鉄のほかには、ニッケル、コバルトがあります。
金属は磨くと光る、金属光沢をもつ
どんな金属も、磨くと光沢が出て光ります。金属特有の光沢は美しいですよね。そのため、アクセサリーにも使われます。
アクセサリーを見て「素敵だな」と思いますよね。これからは、「素敵な金属光沢だな」と思うようにしましょう。
金属は熱や電気をよく通す
金属共通の性質として、熱をよく通す(熱伝導率が高い)性質や、電気をよく通す(電気伝導率が高い)性質があります。
熱をよく通すので、フライパンや鍋などの調理器具に使われます。
とじる
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