【小6理科/光】車の進み方をイメージ! 車輪を描きこんで光の屈折を攻略する|中学受験のツボ[理科編]
今回は「光の屈折」に注目していきます。
この単元は、図を用いて考えると、速く正確に、そして感覚に頼らずに解答できます。
その手法をお伝えしていきますね。
光が屈折する理由
光の屈折に関する問題演習をたくさんこなしていくと、経験的に屈折する方向が分かるお子さんは多いです。
でも、「どうして?」と質問すると、「こう曲がると教わったから……」とか「何となくこう屈折することが多いから……」と言葉につまるケースが多いのも事実です。
まずは、光が屈折する理由をしっかり説明できることが、根本の理解につながっていきますので、屈折する理由の説明から確認することをおすすめします。
では、くわしく見ていきましょう。
光は同じ物質中を進んでいくときは直進しますが、異なる物質中を進むときに、その境界面で屈折するという性質がありましたね。
光が屈折する理由は、光が通過する物質によって、光の進むスピードが異なるからです。
「進むスピードが異なると屈折する」とは、どういうことでしょうか?
このことを考えるのに、車になぞらえて考えてみます。
光の進み方を車になぞらえて考える
たとえば、車が舗装された道路から、ぬかるみに入っていくところを想像してみましょう。
まず、舗装された道路では、車はスムーズに進みますよね。
そして、ぬかるみ入るとタイヤが空回りしてうまく進めなくなります。
では、下の図のように、舗装された道路とぬかるみの境目に対して、車が垂直に進んだ場合、車はどのように進むでしょうか。
※画像をクリックで拡大できます
この車の左右の車輪は同時にぬかるみに突入しますよね。
だから左右同時に減速します。車はそのまま直進しますね。
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