
【小5理科/物の運動】斜面を転がる物体|中学受験のツボ[理科編]
理科講師兼学習アドバイザーの山崎です。
ふだん授業などで指導をしていて、「身のまわりにこれほど学べるきっかけがあるのにもったいない……」と感じることが多くあります。
たとえば外でボール遊びをする際に、ボールが坂道を転がっていってしまって、慌てて取りにいった経験はありませんか? 滑り台の高さや傾きによって、すべる速さが違うと感じた経験はありませんか?
今回は「物の運動」をテーマに、身のまわりで起きている現象をひもといていきます。
球が落ちるのは「重力」があるから
球を地面から真上に持ち上げて、手を離すと下に落ちます。これは「重力」と呼ばれる力が作用しているためです。
重力というのは、地球の中心があらゆる物体を引きつける力のことをいいます。
重力をはじめとする力は目に見えないので、この記事では力の大きさや向きを「矢印」を使って表現しますね。矢印の長さが「力の大きさ」を意味していると思ってください。
斜面の傾きが急だと球は速くなる
一般に住宅街にあるような滑り台は傾きが緩やかですが、アスレチックなどがある公園には傾きが急な滑り台があります。
傾きが急な滑り台は、緩やかな滑り台と比べてスピードが速いと感じますよね? 実際に、急な滑り台のほうがスピードは速くなります。
中学受験ナビについて
中学受験ナビは
保護者のための中学受験情報サイトです
会員登録すると・・・
- 中学受験のノウハウ
- お子さまに合った学校選び
- 保護者の関わり方・考え方
- 教科ごとの学習ポイント
などすべての会員コンテンツが読み放題!
毎月情報
掲載!!

通常
880円/月(税込)
とじる
お気に入り機能は
有料会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます